垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARS

女性にも使い易い垂直上下動タイプの2段式自転車ラック。上段は、上下に動かして自転車を収容。下段は、大型自転車対応のスライドラック。使いやすさと収容効率を両立した2段式の自転車ラック。

  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSに自転車が収容されている写真。
  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSの可動部を示した3D画像。
  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSの下段は、3人乗り電動自転車に対応。

特徴

  • 昇降操作が容易な垂直上下動タイプの2段式自転車ラック。
  • 上段は、耐久性の高いガススプリングタイプ。(ガススプリング耐久テスト20,000回クリア。)
  • 上段を引き出す必要がなく、狭少スペースにも対応。
  • 自転車を取り出した後、上段は自動的に上まで上がるオートリターン機構。
  • 下段スライドラックは自転車重量40kg(3人乗り電動自転車)対応タイプ。

このような
駐輪場に

  • 年配の方や女性にも使いやすい自転車ラックを採用したい。
  • 子育て世代が多く利用する駐輪場。(子供用自転車、3人乗り電動自転車等の大型自転車にも対応。)
  • スタンダードな2段式自転車ラックの上段が使いにくいという方

図面(CADデータ)、カタログデータのダウンロード

  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSの駐輪場平面図(上段)。
  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSの駐輪場平面図(下段)。
  • 垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSの駐輪場断面図。
製品名 角度(斜め) 設置間隔 奥行(自転車収容時) 台数計算式
製品奥行(下段) +通路幅 =奥行合計
BC-W-ARS
下段:BC-OSF
標準10° 500mm 2410mm 1380mm〜 3790mm〜 上段:(間口-400)÷500
下段:(間口-600-450n)÷300
20° 535mm 2340mm 1310mm〜 3650mm〜 上段:(間口-915)÷535
下段:(間口-800-475n)÷320
30° 580mm 2195mm 1300mm〜 3495mm〜 上段:(間口-1420)÷580
下段:(間口-1000-515n)÷345
  • 大型自転車は下段台数の10%程度まで収容可能です。それ以上収容される場合、計算式はお問合わせ、ご相談ください。
  • 台数計算式中の「n」について:下記「台数計算」の項目をご確認ください。
  • 30°以上の駐輪場寸法、計算式、図面をご希望の方はお問合わせください。

製品の選定にお悩みの方は、私たちにご相談ください。
お客様の課題(設置台数や設置環境)に合わせた最適な製品をご提案いたします。

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台数計算

上段 (間口-400)÷500=台数
下段 (間口-600-450n)÷300=台数

  • 450n…スライドラック20台ごとに-450
    例:21~40台の場合 (間口-450×2)÷300=台数
  • 小数点以下切り捨て。
  • 上段設置間隔500mm、標準角度(10°)での計算式となります。
  • 大型自転車は下段台数の10%程度まで収容可能です。それ以上収容される場合、計算式はお問合わせ、ご相談ください。

設置条件(駐輪場 寸法)

通路幅 : 下段自転車後端から1380mm以上
設置間隔(上段) : 500mm以上
天井高 : 2500mm以上
斜め設置 : 10°(標準)、 20° 、30°、 40°

  • 標準角度(10°)での設置条件になります。
  • 設置場所は、フラットな土間コンクリート基礎が原則です。
  • 屋外設置の場合は、原則駐輪場屋根を設置してください。

対応自転車

上段 22~28インチ / 重量 15~22kg迄 / タイヤ幅 55mm迄
下段 14~28インチ / 重量   40kg迄 / タイヤ幅 55mm迄

価格

上段 垂直2段式自転車ラック BC-W-ARS 91,000円
下段 スライドラック BC-OSF 24,000円

  • 組立・工事費・運搬費は除く。セット商品ではありません。
  • ラックのアンカーボルトは、材料に含まれております。

注意

  • 下段の台数計算は、上段の自転車が完全に降ろせるスペースの取れる計算が必要です。ご不明な場合はお問合せ下さい。
  • 3人乗り電動自転車などの大型自転車が連続して収容される場合、出し入れがしづらい場合がございます。
  • メンテナンス:推奨頻度…年1回
    (不特定多数の方が利用する場合…年2回)
  • 自転車ラックのメンテナンスに関しては、下記リンクをご覧ください。

自転車ラックのメンテナンス

オプション

下段 フットブレーキ

フットペダルを足で押さえてラックの動きを止め、ラック本体を固定することで自転車の出し入れを容易にします。
自転車を収容すると自動で解除されます。

下段 前後入れタイプ(BC-OSR)

自転車を前入れ、後ろ入れと交互に入れるタイプに変更可能。
ハンドル同士の干渉を緩和し、奥行寸法を抑えます。

上段 23~30kgタイプ

上段を重量23~30kg迄の自転車を収容できるタイプへ変更可能。

納品実績

  • 世田谷区立新烏山南自転車等駐車場(上下段計942台)
  • 世田谷区立駒沢第二駐輪場(上下段計400台)
  • 西新井東・西自転車駐車場(上下段計541台)
  • 北綾瀬北自転車駐車場(上下段計311台)
  • JR伊丹駅前 第3自転車駐車場(上下段計250台)
  • 松戸市某マンション(上下段計357台)
  • 横浜市某マンション(上下段計312台)
  • 東京都港区某マンション(上下段計276台)

この製品の実績

北綾瀬北自転車駐車場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
北綾瀬北自転車駐車場
西新井東・西自転車駐車場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
西新井東・西自転車駐車場
世田谷区立新烏山南自転車等駐車場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
世田谷区立新烏山南自転車等駐車場
高槻駅北地下自転車駐車場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
高槻駅北地下自転車駐車場
戸田市某マンション駐輪場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
戸田市某マンション
松戸市某マンション駐輪場に、垂直2段式自転車ラック:BC-W-ARSを導入。
松戸市某マンション

この製品の課題解決事例

仕様

名称 仕様(上段)
ラック本体 アルミ アルマイト処理 t3.0 35×62×1750
支柱 アルミ アルマイト処理 t2.5
ガススプリング スチール
台車 スチール ユニクロメッキ
ローラー POM樹脂
ベース スチール 溶解亜鉛
小物部品 スチール ユニクロメッキ
アンカーボルト C-1060 ユニクロメッキ
名称 仕様(下段)
ラック本体 アルミ アルマイト処理 t3.0 40×61×1450
トップガイド スチール ユニクロメッキ+塗装
ベースレール アルミ アルマイト処理 t3.0
キャスター エラストマー
ローラー POM樹脂
エントリーガイド ポリカーボネイト
小物部品 スリール ユニクロメッキ
アンカーボルト C-1060 ユニクロメッキ

よくあるご質問

図面の記載内容と異なる台数にすることは可能でしょうか。
1台単位(2段式ラックは上下1セット単位)で変更可能です。台数計算式を元にご検討下さい。
勾配のついた箇所への設置は可能でしょうか。
設置場所はフラットな土間コンクリートを原則とします。床面の勾配の目安は、間口方向:スライド式0.5%以下、平置・傾斜・2段式1%以下、奥行方向:1%以下です。
推奨通路幅を下回っても大丈夫でしょうか。
推奨通路幅は、通路幅の最小値として設定しています。
なぜ標準仕様に角度(10°)がついているのですか。
角度を振ることで隣り合う自転車のハンドル干渉を防ぎ、収容効率を高めています。
角度を変更(ななめに設置)できますか。
10°、20°、30°、40°のご用意がございます。
壁に対して直角に設置することは可能ですか。
製作自体は可能ですが、収容台数は標準仕様(10°)よりも減少します。CADデータや計算式が必要な方はお問合せ下さい。
計算式で出た台数より多く入れたいです。
スライドラックの台数計算式には、スライドスペース(自転車を出し入れする際に必要な余裕)が含まれています。計算式で算出された台数以上を詰め込んだ場合、ラックの使用に支障がでる恐れがあり推奨しておりません。
「クランクSG」よりも下段の収容台数が少ないのはなぜですか。
垂直2段式ラックは上段を真下へ下ろすため、下段を間引いて充分な余裕を持たせています。一方「クランクSG」は上段ラックを通路側へ引き出しますので、下段ラックを間引く必要がありません。このため、上段ラックの種類によって、下段ラックの台数計算式及び収容台数に違いがあります。
全ての下段ラックに自転車が収容された状態で上段ラックを下ろすことは可能ですか。
一般的な自転車でしたら満車状態で使用可能です。ただし、チャイルドシート付自転車や大型のカゴ付自転車等の収容が多数見込まれる場合、隣り合う自転車の干渉が強まり充分なスライドスペースを確保できない場合もございます。設計担当が個別に検討致しますのでお問合せ下さい。
上段ラックの対応自転車重量に下限値があるのはなぜですか。
垂直2段式ラックは上段の動きをバネの力で補助します。対応重量より軽い自転車を収容した場合、バネの力が強く効くことでラックが急上昇したり、上部で自転車が跳ね上がる恐れがあり大変危険です。
台数計算式の「下段スライドラックの再計算」とは。
下段ラックが20台を超える場合、上段を下ろすためのスペースとして計算式の-450をもう一度引いて下さい。
「下段スライドラックの再計算」は必ず必要ですか。
20台を多少超える程度でしたら必ずしも必要ではありません。長手の駐輪場で1列に何十台も並ぶ場合は、20台程度毎に下段レールにストッパーを設置し、ラックの可動範囲を制限しますと使い勝手が向上します。この際、ストッパーの設置箇所数と同じ回数の再計算(-450)が必要です。

その他製品

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