放置自転車対策成功事例
不正駐輪が多い駅近の複合施設駐輪場を初期費用0円でリニューアル。駐輪場システム(駐輪機と精算機)の導入で放置自転車対策に成功しました。
BEFORE
AFTER
お客さまの抱えていた課題・ご要望
実施したソリューション
図書館や文化会館等の市の公共施設が含まれている複合施設の管理センターの方から、放置自転車対策のご相談をいただきました。
駅から近い施設であることから、施設利用者向けに設けた無料駐輪場には通勤通学者等の不正駐輪が多く、施設利用者が駐輪できない状況に頭を悩ませておりました。
また、駐輪場に設置されていた2段式自転車ラックは30年以上前のもの。老朽化が進んでいただけではなく、古いタイプのため大型自転車(3人乗り電動アシスト自転車など)の収容に対応しておらず、停める場所のない大型自転車は出入り口付近へと溢れ出し、避難経路を塞いでしまっていました。
私たちは、駐輪場システムの導入による駐輪場の有料化を提案。
有料化により放置自転車の排除を促すと同時に、「駐輪後3時間無料」の料金設定にすることで、施設利用者が駐輪場を無料で利用できるよう配慮しました。
大型自転車に対応していないため「上段に大型自転車を収容できない」「下段にかご付きの大型自転車が収容されていると上段が下げられず自転車を収容することができない」など、収容の無駄が多かった既存の2段式自転車ラック。
大型自転車にも対応した平置タイプの駐輪機へ入れ替えたことで、自転車の出し入れもしやすくなり、利便性とともに収容効率も向上。
さらに、自転車が溢れ出ていた避難経路には、不正駐輪禁止を示すサインスタンドとフロアサインを施し、不正駐輪の徹底排除に努めました。
以前は同じエリア内に混在していた自転車とバイクも、それぞれ専用エリアを設けたことで、区画を明確に分けることができました。
弊社が土地を借り上げて機器を持ち込み、設置工事から運営管理までを一括で担う「定額賃料収入プラン」を採用することで、管理センター様に初期費用をご負担いただくことなく“初期費用0円”で駐輪場整備が行えることも、駐輪場システム導入の大きな決め手となりました。
OPEN後、通勤通学者の放置自転車は一掃され、駐輪場から自転車が溢れ出ることはなくなり、管理センターやオーナー様をはじめ、自治体や利用者など様々な方から感謝の言葉をいただいております。
引き渡し | 2019年6月 |
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使用製品 | 駐輪機:SCR-R200/89台、バイク駐輪機:SCR-B200/15台、精算機:CM480/2台 |
工事詳細 | 土木工事、電気工事、駐輪機設置工事、付帯設備工事 |
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